Saturday, March 27, 2010

Spring Comes Running!


「乙女心となんとやら...」は秋の空と決まっているようですが、実は春の空にも当てはまるんじゃないかしら。

2週間前のUnion Square はまだまだ冷たい雨と風が吹き荒れて、がらんとしてました。そこここにぽつん、ぽつんと、ほとんど茶色一色の食べ物を並べた農家の人達が寒そうに立っている。私ら買い物客のほうも手はかじかんでるし、はく息はまっ白。お互いに挨拶は、早く春が来てほしいね、でした。

それから数日後の14日の日曜日、夏時間(Daylight Saving Time)が始まりました。まるで合図をまってたかのように重苦しい雲が分かれ、たちまち驚く程の強い日差しが照ってきました。皆一斉に冬服から脱皮です。さて、これですんなり春が来てくれるのでしょうか?

NYの春は、ほんとに気まぐれです。毎年必ず、3月終わりから4月の始めにかけて
「最後の寒波」がやってくるのです。それもいつも一番乗りの水仙が咲き始めてから、まるで春を待ちこがれる私達を意地悪く笑うかのように。今年も例外ではありません。暦の上でも春になった先週末は、なんと20度を超す陽気になりました。それが今朝は零下1度まで気温が下がり、水仙は霜柱にかこまれて寒そうに、それでもまけずに咲き続けてます。全くこの季節は冬服と夏服、両方をとっかえ引っ替え着るんです。これがこの先ふた月くらいは続くのです。

それでもrampsが出るようになったら、もう正真正銘の春ですよ!

Ku Cake