Saturday, April 17, 2010

Mike & Son Sharpening Service


この写真のナイフは、もう20年選手。最初に買ったのは基本的な組み合わせの chef's knife, boning knife, carving knife, それにparing knifeでした。そのうちsankoku knife, bread knife, cleaver,さらにもう一つ小振りの paring knife が加わって、現在のラインナップに至ってます。さすがにオリジナルのメンバーは、何回も研ぎに出したけにもかかわらず切れ味が悪くなってきてました。もうそろそろ引退かなぁ、なんて頭を悩ましていたのです。

数週間前の週末、買い物帰りにふと、なんか随分オールドファッションなトラックが向かいの道に止まってるのを見つけて、持ち前のアンティーク好き好奇心にかられてちょっと観察してみました。そしたら、これがなんと移動「ナイフ研ぎ」のトラックだったのです。なんでもブルックリン中あちこちを走り回ってるそうな。トラックの中は、大人ひとりが両側に並んだ作業台の間をようやく歩けるくらいの大きさ。内装の木のパネルは工具だけでなく、長年のホコリとグリースが積もってました。親父さんが研ぎ機を回し、息子の方はお客の接待。その狭い中、ブルテリアが3匹おとなしくお相伴で乗っていました。なんでも1941年以来から5代目家業なんだそうです。

家に飛んで帰り、すぐさま一番の古株を3本つかんで車にもどりました。「ちょっと前の人が終わるまで待ってて」と言われたけど、そんな事は全然気にしない。なんせ今まではNY市内の、それも1週間かかるサービスに出してたんだもの。待ち時間合わせて5分間、12ドルという嬉しいお値段の後、ナイフ達は新品同様にシャープになりました。「切れるから気をつけてよ」と言われたけど、でも切れない包丁のほうがよっぽど危ないんですよねぇ〜。

そんな訳で、Mike & Son がナイフお助け人になってくれました。この先彼らをどうやって見つけるの? って聞いたら,「電話下さいな」ですって。(212−365−4993)それでは又、よろしく。

Ku Cake

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