Sunday, May 10, 2009

Mother's Day


先週はずっと肌寒くて雨ばかりのお天気でしたが、今週末は待ちに待ったお陽様に恵まれました。

私の周りにいるおかあさん達みんなに、「母の日、おめでとうございます。」

Ku Cake

Monday, April 13, 2009

Doing My Part


この厚紙でできた紙コップ帯、とでも言いましょうか、熱いコーヒーを火傷せずに持ち運びできる重宝なもの、ご存知ですよね。私も時たまちょっと息継ぎに外に出てコーヒーを買ってくるのですが、気がついたらこの「帯」が少し仕事場の引き出しにたまってきてました。一回きりじゃもったいないから、じゃあまた使おうかと思いついて、バッグにひとつ入れました。

先週の金曜日の午後4時頃、外の空気が吸いたくなって、近くのBryant Parkまで足をのばす事に。雨は止んでお陽様が顔を出し、あと数時間で週末だし、いかにもああ、コーヒーが飲みたいなぁ!と言う設定です。逆らわずにちょっと列に並んで、いつもの小サイズを頼んだ際、お金と一緒にこの「帯」を差し出したのです。そこでコーヒー作ってたお店の人、ちょっと驚いたような、何なんだこれは、とでも言うような表情を一瞬見せましたが、すぐに事情を飲み込んでくすくす笑い始めたんです。

「可笑しいですか?」「いやいや、可笑しくない!」「もしかして、これ使い回ししてるのは私がお初かしら?」「ええ、初めてです!」なんて、よっぽどおもしろかったのか、それとも健気な私の行動に感動したのか、その場で1割引きしてくれました。

あはは、これでますます気分が良くなった。ほんのちっぽけなことですが、でも「千里の道も一歩から」ですよね。Reduce, Reuse, Recycleですよ〜。

Ku Cake

Sunday, April 12, 2009

Blue Moon Fish






暦の上では3月20日から春となりました。でもNYではまだまだ体の芯まで冷え込む寒さが長引いています。そんな中で、これが来ればもう春!という恒例のイベントがあるのです。それは、私のお気に入りの漁師さん達、Blue Moon Fishの出店が市場に戻ってくることです。(http://bluemoonfish.com)


この出店に通い始めるまでは、魚と言えばもっぱらチャイナタウンかUWS (Upper West Side)のFairway スーパーマーケットで買っていました。チャイナタウンは量が多めな時、たとえばパーティーでshrimp cocktail を出したい時とか、普通の店では馴染みの薄いクラゲのサラダなんかを作りたい時に最適です。Fairway は午後の遅い時間に行って、魚の切れ端やらサイコロ切りにしたものをセールで買ったりしてたのです。味には変わりがありませんからね。

そこに登場したのがこのBlue Moon Fishでした。最初はちょっとおっかなびっくりだった。なんとなく近寄り難い雰囲気でした。でも勇気を出して一回、二回と少しづつ買っているうちに、旬のお魚はなんて美味しいんだ、という事を思い出させてくれたのです。値段はそりゃスーパーに比べれば少し高めかもしれないが、でもそれだけの価値がある。

今はホタテ、サバとタラをもっぱら味わっています。調理法はいたってシンプル、もっぱら野菜と一緒にソテーするのみ。海の塩気が効いているから調味料もあまり使いません。サバは、しめさばにできるほど新鮮ですので、ちょっと時間があって贅沢したい時に作ってます。

本当に新鮮な魚を味わっているうちに、スーパーで買う魚がちょっとプールみたいな匂い、塩素臭くなってきました。だから今では魚は殆どBlue Moon Fishからだけ。という事は、1年のうち3月末から12月半ばの9ヶ月が、我が家の魚のシーズンです。じゃあ、あとの4ヶ月はどうしてるのと言ったら、これはやっぱり市場で手に入る肉類になるのですが...このトピックは、又、別の機会にゆっくりと。

Blue Moon Fishの漁師さん、有り難う、おかげで私のHDL(善玉コレステロール)はずっと高くてお医者さんにも褒められています。

Ku Cake

Sunday, March 22, 2009

Newman's Own


最近、何故か電子レンジで作れるポップコーンに執着してます。一時は大胆にポテトチップとアイスクリームを一緒に食べるなんて言う無茶なことしてましたが、やっぱり流石に怖くなって、カロリーの比較的少ないポップコーンならもっと食べられるから、かな。 唯一買うブランドは「Newman's Own」です。ご存知ポール=ニューマン夫妻が始めたチャリティー目的のブランドなのですが、最初はサラダドレッシングからスタートし、今では品目も随分増えてますよね。我が家では原則として既製品は買わないことにしてますが、でも買うんだったらやはり味が良くて好感の持てるブランドが良い。で、何故ニューマンさんなのかと言いますと、実は曰くがあるのです。

昔々、映画の事務所で働いてた時、ポール=ニューマンに会ったことがあるんです。 当時私の勤めてた編集室はブロードウェーにあるBrill Buildingの7階にありました。フロア全部借り切って、1年以上ひたすら編集だったと思います。彼はと言えば、その時同じビルの3階で Color of Money を編集してました。ある日、多分私の大ボスだったウォーレン=ビーティーを探してたのか、ふらりと立ち寄ってきたの。(キャ〜!ポール=ニューマンだぁ!!)でもボスは留守だったのでそう言ったら、 事務所の冷蔵庫の上に置いてあった Pepperidge Farm のクッキーの袋を見つけて、「これ今もらってっていいかな、あとで取り替えるから」と聞いてきた。こっちはもう、天下 のスターを間近に見られてぼ〜っとしてたから「いくらでもどうぞ!」 なんてしどろもどろに対応するのがやっとでした。 そんなことがあったのを忘れかけた頃、突然又ふらっとやってきて、「じゃ、これ。」 なんときちんと代わりのクッキーを持ってきてくれたんです。 なんて出来た人なんだろう!と感動してしまいました。それ以来ポール=ニューマンは単なるスターのみならず、尊敬できるスターとなったのです。

そのニューマンさんが亡くなったと聞いた時は、とっても悲しかった。なんか身近な人が逝ってしまったようにさえ思いました。残念です。 

スーパーでニューマンブランドの食品を見るたびに、ちょっと心がふわっとするのです。ニューマンさん、どうか安らかに眠って下さいね。

Ku Cake

Saturday, February 21, 2009

My Junk Fix


時にはふっと豆腐の根性になることがある。ご存知のように、いつもデザートは手作りが原則なのですが、やっぱり面倒くさいなぁと思う時があります。時間かけたくない、今すぐに何か甘くてクリーミーなものが欲しい!という時が。

そんな時はどうしましょう? 近所のお店に走ってって、冷凍のチーズケーキを買ってきますか? ベン&ジェリーのアイスクリーム? それともトウィンキーの中身のクリームを吸い込みますか? いろいろ試してみたけれど、結局インスタントのプディングが気に入った。

一時は "Jello-O Cook & Serve" バニラに凝っていました。もちろん既製品とは言え、作るからには自分の好きなように仕上げたい。で、脂肪分2%の牛乳を2カップ半(指定では2カップ)で作ります。2%だからってダイエットを気にしてるのか、と言えばそんな考えは全くなし。そうすると柔らかめ、軽めに仕上がって、いろんなものを乗っけられるから。たとえばお気に入りはブルーベリーと生クリーム。(写真で見てもそんなに悪くないでしょ?)

そんな時にグラセンの食料品売り場で見つけたのが、"Dr. Oetker Original Pudding" バニラ風味でした。最初に目についたのが、値段です。輸入品でしかもグラセン内というさぞかし坪あたりの値段が高そうなところで売っていながら、3袋入りのパックが2ドル70セント。Jello-Oだと一袋で1ドル30セント。こりゃお得、試してみない由がない。で、お味のほうはどうだったかと言えば、これ、好き。なんか懐かしくて、しつこい甘みが残らない味です。だから喜んで切り替えました。うん、安いjunk foodながら、いつもご満足のデザートです。

Ku Cake

Monday, February 16, 2009

Little Organic Herb Garden


毎年、霜の降りる頃に鉢植えのハーブを屋内に移してやります。今年の冬は、オレガノ、タイム、チャイブとバジルが春の訪れを首を長くして待って...ない!

だって今、最適ですもの。部屋の中はあったかいし、ガラス越しながらお陽様の光は一日中サンサンとしてる。加えて、毎日栄養たっぷりのお水がもらえてる。いつも頼っていたMiracle-Gloの代わりに、今年は「金魚の水」を使ってみています。

前に、確かNYタイムズマガジンの記事だと思ったけど、魚の糞には有機の栄養が豊富だと読んだのを覚えています。コーヒーのかすがやっぱり栄養ありというのは知っていたから、いつも努めて土に加えていたけど、金魚の水の成果も試してみたくなりました。毎朝水槽から水をすくって、ハーブにやっています。

随分喜んでいるみたい。私もいちいちバケツで汚れた水を取り替えなくって済むから、らくちんで喜んでます。それに化学肥料が少なければ少ないほど良いのは、当たり前。ハーブたちと私の、両者万々歳です。

Ku Cake

Sunday, February 8, 2009

Saving for the Snowy Days


長年料理をしてるうちに、私は冷凍食の大ファンになりました。と言っても冷凍製品ではなく、旬の果物や野菜をフリージングしておいて、冬の間にも野菜が楽しめると言うことです。

例年何が冷凍庫に収まっているかと言うと:ブルーベリー(生とジャムの両方)、ルーバーブ(ジャム)、グリーンピース、とうもろこし、ブロッコリーラーブ(茹で)、赤ピーマン(ロースト)、アスパラ(ロースト)、トマト(ロースト)、ズッキーニ(ロースト)、にんにく(ロースト)、バジリコ(ペスト)。時々隙間があれば、ブロッコリーやカリフラワーも。野菜ではないけれど、自家製のチキンスープも冷凍庫の定番です。このスープは味付けせずに作っておくので、和、洋、中華なんでも使えて、しかも笑いたくなるほど簡単に作れるので、既製品を買わなくなって久しいですね。

そんな訳で、日が短くてさむ〜い季節の真っ最中でも「春がそのうち来るよ、色とりどりの季節が来るよ」と思い出させてくれる野菜たちがいつも身近にいてくれるのです。

Ku Cake